“Facebookにはどんな投稿をすればよいのですか?”とよく質問をいただくので回答をしたいと思います。
Facebookをビジネスで使用する場合の目的は「集客」です。これ以外の目的はありません。
集客につなげるためにはどんな投稿をすればよいか今日はお話したいと思います。
Facebookでいきなり商品やサービスへの誘導リンクを貼って、何度も宣伝をしている人を見かけますがこれは集客にはつながりません。集客につなげるには信用されていなければいけないので、まず自分の信用というものを貯めていく必要があります。
Facebookは信用貯金
Facebookは信用貯金と言われていて、他のユーザーから共感される内容を投稿していくと貯金(信用)がだんだん溜まっていきます。逆に、宣伝や愚痴などを投稿するとこの貯金が減ることになります。宣伝や愚痴ばかり言っている人にはあまり人が集まってきませんよね。
Facebookの上手な使い方としては普段は共感される内容を投稿して貯金を積み重ねていき、貯金が溜まった状態で宣伝をします。
宣伝をすると貯金が減るので、そしたらまた共感される内容を投稿して貯金を貯めていきます。この繰り返しですね。
宣伝を頻繁にしている人は、貯金がない状態で宣伝しているので信用がゼロかもうマイナスになりどんどん他のユーザーから嫌われていってしまいます。その証拠にいいねがほとんど付かなくなっていますよね。
つまり、宣伝が多いと嫌われるので共感される内容の投稿の方が多くなければいけないということなのです。
共感され、しかも集客につながる投稿。それは一体どのような投稿なのか説明したいと思います。
集客につながる投稿とは?
Facebookで共感されるにはプライベートを見せることがとても効果的です。しかし、ただプライベートを見せるだけでは集客にはつながらないので、プライベートな内容からいつの間にかお客様が購入したいと思わせる内容にならなければいけません。
例えば以下のような、何の変哲もない内容から集客につなげる方法を説明していきます。
・訪れた場所
・趣味
単純に訪れた場所や自分の趣味を投稿すればよいというわけではなく、見ている人に「どう思われたいか?」ということを意識して内容を考える必要があります。
それでは、まず訪れた場所から解説していきますね。
訪れた場所
これは誰しも投稿しているよくある内容ですね。「美味しいお店に行ってきました。」というような記事です。
美味しそうな料理の写真を投稿をすればそれだけで共感を得られますし、いい情報を伝えて感謝されるので簡単に貯金を貯めることができます。
しかし、これだけなら普通の会社員、OLと変わりませんし、集客にもつながりません。Facebookをビジネスに活用するならもうワンランク上げましょう!
例えば、そのお店から学んだお客様を満足させる「ヒント」のような内容を付け加えます。
そして、「それを私も取り入れてみようと思います」と言えば、その記事を見た人は、“いつもお客様のことを考えている人なんだ”というイメージを持ってもらうことができますよね。
具体的な投稿例を示して説明しますね。
僕の例ですが、友人が主催するクラシックコンサートに行ったときにこのような内容を投稿したら反応がとても良かったです。その時の記事を一部抜粋して記載します。
昨日は友人が主催する演奏会のため、東京芸術劇場に行ってきました。
主に金管楽器で編成されたオケで、ファンファーレのインパクトが華やかでスケールの大きさを感じました。
コンサートの始まりは金管楽器の編成で華やかに華々しく飾った方が良いかも!
と次回のイベントを盛り上げるためのヒントも得られました。
「コンサートの内容が良かった」では普通すぎるので、「そこで得られた内容を自分のイベントにも取り込んでお客様をもっと満足させたい」ということを伝えています。
このように、わざとらしくなく、自然に、短い文章でよいのでプライベートのときでも「お客様のことを常に考えている」ということを記載します。
これは見た実際のお客様はとても嬉しい気持ちになりますよね。ぜひ実践してみてください。
次は趣味に関する内容について解説しますね。
趣味
趣味の場合は継続的に行っているというのが前提になりますので、続けているからこそ感じたことを記載するとよいです。例えば、そのお店の「サービスや店員さんの気遣いなどが素晴らしかった」というような内容を付け加えます。
こちらも具体例を示しますね。
週の前半は仕事をサクッと片付けて毎月通ってる銀座のヘッドスパへ!
大きめの窓から銀座の街並みを見渡せるこの部屋が一番落ち着きます。
「この部屋いいですね」と以前軽くつぶやいただけなのにそれを覚えてくれていて空いてるときは毎回この部屋にしてくれるスタッフさんの気遣いが嬉しい^^
いつも通っているヘッドスパのスタッフの方の「サービスレベルが高く、心も温かい」ということを伝えています。
これはどういうことかと言うと、いつも自分は高いレベルのサービスを受けているので、当然「自分がお客様に提供するサービスも質が高い」ということを暗に伝えています。
それに加えて、「心がこもっている」という温かいイメージも与えています。
このように訪れた場所や普段やっている趣味から得た気づきを付け加えると記事の質がワンランク上がります。
一旦記事を書き終えたら、投稿する前に立ち止まってもう一つ何か付け加えられることがないか考えてみてくださいね。
本日のまとめ
Facebookは信用貯金。共感される内容で信用という貯金を貯めていきましょう。訪れた場所、趣味などプライベートな内容に「お客様のことをいつも考えている」ということを付け加えてワンランク上の投稿を目指しましょう。
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