集客について、何を学ぶかよりも誰から学ぶかの方が重要というお話をしたいと思います。
誰から学ぶかが最大のポイントであると言ってもよいです。多くの人がここを間違えていろいろな集客方法を試しては結局集客できないということに陥っているケースが多いです。
学び方の問題点
例えば、あなたは音楽家で、今度コンサートを企画しようとしています。コンサートの集客のために宣伝用のチラシを作りました。デザイナーに依頼して出演者の写真やプロフィール、コンサートの内容がわかるとても綺麗なチラシができたとします。
そして、そのチラシを巻く前に出来映えを他の共演する出演者に見てもらいました。
その反応は、”とてもオシャレ!”、”カッコいい!”と、とても好評です。共演者からの評判も良かったので、早速チラシを配りに行きました。コンサートホールや知り合いのお店に置かせてもらったり貼らせてもらったり。思いつくところ全てに配布しました。
これだけ頑張って配布したのだから申込みはたくさん来るだろうと思って待ってみましたが、一向に申込みが来ない。
配る枚数が少なかったのかなと思い、もっと配布枚数を増やしてもそれでもやはり申し込みはない。
このようなことが、音楽業界では頻繁に起きています。
これは何が悪かったのでしょうか?
チラシのデザインでしょうか。
チラシの記載内容でしょうか。
配布する枚数が足りなかったのでしょうか。
配布する場所が悪かったのでしょうか。
確かにそれもあると思います。
チラシのデザインや記載内容によって反応率は変わります。配布する枚数が少なければそもそも認知されません。配布する場所が悪ければ効果は薄いです。
このように原因はそれぞれあると思いますが、根本的に解決しなければいけないのはそこではありません!
どこがいけなかったかと言うと、それは…コンサートの集客に「チラシを作る」ということを選んでしまったというところです。
・コンサートの集客をする際に周りの音楽家がみんなチラシを作っているから自分も作った。
・チラシを作って共演者に見せたら好評だったので配布した。
ここに問題があります!
みんながやっているから自分もやった。
共演者がいいと言ったからそれを信じた。
というところが誤りです。
コンサートを開催する人の多くはチラシを作っています。しかし、チラシを作ってそれで集客できているのでしょうか?チラシは集客するために作ります。
綺麗なチラシを作ることが重要ではなく、目的は集客です。そのチラシを配ってどれだけ集客につながるかが重要なはずです。
それが、実際はチラシを作って配布しても集客につながらないことの方が圧倒的に多いです。作成したチラシ代も回収できていないというのが現実ですね。チラシの内容を考える時間も無駄にしてしまっています。
つまり、コンサートの集客を考えるならチラシにお金と時間をかけるべきではない、ということなのですね。
お金と時間はチラシよりももっと効果のある集客方法に使った方が有効です。
僕もクラシックコンサートはもう何年も毎月開催していてこれまで8000人以上コンサートに集客していますが、チラシを作ったことは一度もありません。費用対効果が薄いということを事前に調査して知っていたからやっていないのですね。
今回の例のように、みんながやっているからやるという考えだと失敗します。
では、どうすればよいかと言うと…、コンサートに集客できている人と同じ集客方法をやるということなのです。
すでに結果を出している方法をやれば自分も結果を出せる可能性が高いですよね。
だから、コンサートに集客できている人を見つけてその人から教えてもらうということが大切なのです。
重要なことは、みんながやっているからやるのではなく、すでに結果を出している人から学ぶということなのです。
誰から学ぶかで何をやるかが全く変わってきます。集客できるようになるためにとても重要な考え方なのでぜひ覚えてくださいね。
本日のまとめ
誰から学ぶかが最も大事です。集客できるようになりたいならすでに集客できている人から学びましょう。
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