前回のメールで交流会の種類についてお伝えしました。
フリースタイル型と相互紹介型があるという内容でしたね。
さて、今日はどちらのスタイルでもとても重要な効果的な自己紹介の方法をお伝えしたいと思います。
自己紹介に盛り込む内容
交流会ではたくさんの方と一度に出会うので自分のことを覚えてもらうためにはとても大切なことですよね。一発で相手の印象に残る自己紹介トークを作って交流会に臨まなければいけないので、何を話せがよいのかを今日はお伝えします。
交流会では自分PRタイムが設けられている場合が多いですがその時間はとても短いです。
だいたい1分位が多いです。多くて2~3分。短いと、30~40秒といったところでしょうか。
これは、かなりタイトですよね。この中に自分の魅力を詰め込まなければいけません。
スピーチは短い時間の方が簡単だと思う人も多いかもしれませんが、逆ですよ!短い時間の方が難しいです。
時間がたっぷりあれば、言いたいことを言い忘れたとしても時間内でリカバリすることができます。主張を強調することもできるし、軌道修正することもできます。
しかし、短い時間だと、それができなくて一発勝負なので失敗することができません。言葉もインパクトがあるワードを盛り込むことが必要になります。
そんな理由で短時間のスピーチの方が難しいのです。
与えられた時間は少ないので、必要最小限のものしか入れることができません。
この中に何を盛り込めばよいのか?
それは以下の3つです。
・実績
・ベネフィット
・告知
最低この3つを入れれば自己紹介はOKです。
では、一つ一つ解説していきますね。
実績
まず、実績を一番最初に伝えましょう。通常なら相手が興味を持つベネフィットを最初に言うところですが時間が1分しかないとしたら、最もインパクトがあることを先に言った方がよいです。
聴衆もたくさんの人の自己紹介を聞くことになるので、最初の5秒がつまらなかったら、もう聞いてもらえないと思った方がよいかもしれません。
だから、インパクトのある実績を数字で伝えて、この人は只者ではないという印象を最初に持ってもらうことが大事なのです。
例えば、僕の場合なら「毎月300人集客しています。」ということを最初の5秒で伝えています。
心理インパクトを与えることによって、その後の話にも耳を傾けてくれるようになります。
インパクトのある実績を数字で最初の5秒以内に伝えるということが効果があります。
そして次は、ベネフィットですね。
ベネフィット
これは、相手がどうなるか?ということを具体的にわかりやすく伝えます。自分目線ではなく、顧客目線でということがポイントです。
やってしまいがちな間違いとしては、“私は〇〇を提供する”と言ってしまいがちです。
これは自分目線ですね。
顧客目線とは、“あなたが〇〇になる”と言わなければいけません。
相手が、「〇〇になる」「〇〇できる」「〇〇が得られる」と言うようにしましょう。
僕の場合は、「説明会やセミナーを毎月安定して完全満席にできるようになります。」と言っています。
具体的でわかりやすいですよね。その情景をイメージできるくらい鮮明かということが大事です。
ここまでで40秒経過くらいでしょうか。持ち時間1分とすると残り20秒で告知です。
告知
最後は最も重要な告知です。せっかくインパクトのある自己紹介をしたのに、告知をしていない人が結構多いのです。
テレビ番組でせっかくゲストで来たのに番宣をしないで帰ってしまっているようなものです。自己紹介だけして、それを聞いた人に何をしてほしいのかを最後に言わなければ意味がないですよね!
ラスト20秒は、してほしいことをちゃんと伝えましょう。
僕の場合ならセミナーの告知をいつもしています。「〇月〇日と〇日の14時から品川で集客セミナーを開催しますのでどちらかお越しください。」というように告知しています。
このように伝えると、渡した名刺からセミナーのお申し込みの連絡をいただける場合が多いです。
実績とベネフィットはこの告知に興味を持ってもらうための前ふりだったというわけですね。
本日のまとめ
交流会での自己紹介は持ち時間がとても短いです。「実績」「ベネフィット」「告知」の順番で構成しインパクトのあるスピーチをしましょう。
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