先日の記事で自分の強みを引き出す方法をお伝えしました。
自分の専門分野を見つけて最も活躍できる土俵で勝負することが大事というお話をしましたね。
そうすれば、ナンバーワンだと認識されお客様が自然に集まってくることになります!
しかし、それだけではいけないということを今日はお伝えしたいと思います。
ビジネスの落とし穴
自分の得意分野を磨いてそれで一番になったら…さて、それでよいでしょうか?果たして、売上は安定してくるでしょうか?
実は、答えは、Noです!
ここに落とし穴があるのですね。一つの分野でその能力が高くなると苦手な分野というものが顕著に現れてきたりします。
僕もまさにそうでした。文章を書いたり、パソコン操作は前から得意だったのですが、人前で話すということが大の苦手でした。プレゼンテーションが全然できてませんでしたね。話す内容は紙を見ながらでないとしゃべれませんでした。もう、本当に今思うと恥ずかしいのですがパワーポイントに書いてる文章をただ読んでいるだけでしたね。
それが原因で、提案が通らないことが多くて結局は結果に結び付けることができていませんでした。
プレゼンテーションは売上を上げるためのプロセスの一部に必ず入っているので、それを避けることもできないですからね。
極端に苦手分野があると、それがいいところよりも目立ってしまって、トータルの印象はマイナスになってしまうことがあります。
そんな現実に気づいてからは、しゃべる練習を何度も繰り返して今では、ようやく人並みには話せるようになりました。プレゼンテーションが苦手分野ではなくなったのですね。そのおかけげで提案も通るようになりました。
苦手分野だったものが人並になっただけで売上はずいぶん変わりましたね。
そう。極端に苦手分野を作ってはいけないのです。
受験の場合も
例えば、受験を考えてみてください。5科目の試験だとします。4科目は合格点なのに、たった1科目だけ赤点だったらいかがでしょうか?
その1科目のせいで合計点は極端に低くなり、きっと合格するのは難しくなってしまいますよね?
それは、試験結果が総合点で判断されるからですね。一つでも落第点があると他の持ち味がどんなによくてもかき消されてしまうということがビジネスでもよくあります。
だから、極端な苦手分野があると致命的になる可能性があります。
得意分野にする必要はありません!平均点でいいのです!
苦手分野がある方は人並でいいので、そこまで持っていくようにしてください。人並なら練習の数をこなせば必ず克服できます!
本日のまとめ
極端に苦手な分野があるとマイナスイメージが付いてしまうことがある。苦手分野は人並でいいので平均点以上になるように努力しましょう。
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