“一体どうやってイベントを毎回満席にしているのですか?”という質問をよくいただきますので、今日はそれについて回答しますね。
その秘密は、「集客スケジュール」にあります。イベントを満席にするまでにいつ、何をやっているのか?そのスケジュールを公開します。
僕が毎月開催している交流会は100人以上の方が参加されますが、どうやって100人集めているのか、順を追って説明します。
だいたいイベント開催の一ヶ月前から集客を始めています。実際に動いているのは、1ヶ月前、2週間前、3日前のこの3つのタイミングです。
それでは、具体的な内容を解説しますね。
1)1ヶ月前
まず1つ目のポイントですね。最初のこのポイントが一番重要です。だいたい100人の交流会を開催しようと思ったら、一ヶ月前から集客開始します。
今までの経験上、一ヶ月より前すぎても早すぎますし、これより遅くても予定がすでに埋まってしまっている人が多いので、ちょうど一ヶ月前がベストです!
集客する方法は、Facebookにイベントの内容の告知はもちろんするのですが、最も効果があるのは、ダイレクトにメッセージを送ってお誘いすることです。
メッセージが良い理由
Facebookに「お申し込みはこちら」などのようにURLを貼って告知しても、実は、それを見た人は参加して大丈夫なのか悩んでしまいます。“自分が参加してよいのだろうか?”と思ってしまうのですね。主催側からしたら「そんなことを気にしているの?」という感じですが、現実はそうなのです。“直接誘われてはないので、申し込んでよいか迷った”という意見をお客様からいただくことが多いです。
お客様は不安に思っているのです!
ですから、お誘いメッセージをダイレクトに送って安心させてあげるとよいのです。
実際にはFacebookの投稿よりもダイレクトメッセージでお誘いした方が圧倒的に申込みが多いです。
おそらく9:1くらいの割合でメッセージからの集客の方が多いですね。集客に最も効果があるのは一人一人にダイレクトメッセージでお誘いするということなのです。
スケジュール帳に入れる
ダイレクトメッセージでお誘いするということが効果が高いということが分かったので、この仕事をスケジュール帳に入れるということが大事です。ほとんどの集客できない人は、集客の仕事をスケジュール帳に入れません!だからやらない、サボってしまうのです。
この作業を確実に実施するためには、「まとまった時間を確保する」ということが重要なのです。
僕も1日3時間はお誘いメッセージを送るという仕事をスケジュールに最優先で入れています。なぜなら、そのメッセージを送るということに時間を使うことが最も集客に効果があり、売上が上がることにつながるからです!
メッセージを送るという行動が自分の収入に直結しますよね。「すべての予定を差し置いてでも、この時間を確保する!」という考え方が大事です。
反応が取れるタイミング
メッセージを送ることをスケジュールに入れる重要度は分かったと思います。“では、いつ送れば良いのでしょうか?”という点が疑問に思うところではないでしょうか。
これは自分のお誘いするお客様がメッセージを見る時間帯はいつなのかという点を考えてみてください。夜中に送っても誰も見ないのでやはり見ている時間帯に送るのが良いですよね。
これは僕の例で一概には言えないので、考え方を参考にしてください。
お誘いメッセージを送っているタイミングは
日曜日、月曜日、火曜日の18~23時です。
送るタイミングをいろいろ変えて実験したところ、このタイミングが一番反応が良かったのです。
まず、日曜日の夜は次の日が仕事なので家でゆっくりしている人が多くメッセージを落ち着いて読めて、返信もしやすいという理由ではないかなと思います。日曜日の夜になると、サザエさん症候群といって、明日からの仕事のことを思い出して憂鬱になる人が多いので、このタイミングで楽しそうなイベントの案内がくるとモチベーションがアップするのではと思います。
月曜日、火曜日も週の始まりで、楽しそうなイベントの内容だと反応がアップします。
逆に、金曜日、土曜日などは遊びに出かけている人が多いので、反応は良くないですね。
以上が僕の場合です。これは自分のお客様や属性によって変わりますので、どのタイミングが良いか何度もテストをしてみて検証することをおすすめします。
1ヶ月前の集客では以上のことを実施します。自分が保有している顧客リスト全てにお誘いメッセージを送るということを完了させてください。
※お誘いメッセージには何を含めればよいかは以下の記事を参考にしてください。
「誘客メッセージの反応を上げる9つのファクター」
2)2週間前
次は「2週間前には何をするか?」ですが、ここではリマインドメッセージを送ります。1)でお誘いメッセージを送って、返信がなく、何のリアクションもない人に再度ご案内を送ってください。メッセージに気づいていない、読んでない可能性があるので再送付するのです。
以下のような一文を入れると効果的です。
“先日、X月X日の○○についてお誘いさせていただきましたがいかがでしょうか?”
このように返信がなかったことへの罪悪感を与えらえるような一文を入れると効果的です。2回お誘いすることによって、返信が来て申込みにつながるケースが結構多いですね。
また、度々送ることによって迷惑だと思われて、“もう送らないでください”と言われる場合も多いですが、それは縁のなかった人だと判断して割り切ってください。興味のない人を顧客リストから解除することで、濃いリストにできたのでよしと考えます。
それから、“今回は都合が悪いけど次回は行きたい”と返信がくることもありますので、次回のイベントの参加者を見つけられるという効果もあります。
3)3日前
最後に3日前には最終案内を送ります。参加予約されているお客様全員に送ってください。これはイベントに申し込んだお客様が数週間経てば忘れている可能性があるので、思い出させてあげるのです。
そして、キャンセルされないように、もうすぐ開始で期待を高めるという意味もあります。
この最終案内を送るのと送らないのでは当日の出席者数にも影響を及ぼしますのでぜひ実施してくださいね。
本日のまとめ
以下の3つのタイミングで集客の仕事に取り組む。1)1ヶ月前
⇒自分が保有している顧客リスト全てにお誘いメッセージをダイレクトに送る。反応が最もよい曜日、時間帯を検証する。
2)2週間前
⇒リアクションがない人にリマインドメッセージを送る。
3)3日前
⇒最終案内を送って思い出させる、期待感を高める。
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