あなたは起業で成功するために日々努力をしていると思います。努力を続けて自分が成長しているかどうか分かる方法があることをご存知ですか?
今日は「自分が成長しているかどうかはどうやってチェックするか?」についてお伝えします。
成長とは、ぼんやりしたものではなく、はっきりと目に見えてわかるものです。目に見えてわかる、つまり数字で測られるということです。
成長は数字で測る
あなたが成長したかどうかは感覚ではなく、はっきりとした数字が増えているかどうかで判断されなければいけません。あなたが起業してそのビジネスが成長しているかどうかは例えば以下のような数字で判断します。
・収入
・資金
・顧客数
・顧客リストの数
この数字が「一ヶ月前の自分と比べて増えているかどうか?」でこの一ヶ月間でどれくらい成長したかどうかがわかります。
数字が増えていなければ、この一ヶ月間は何も成長していなかったということになります。
月商が先月と比べて増えているか?
手持ちの資金が先月と比べて増えているか?
新規顧客が先月と比べて増えているか?
見込客リストの数が先月と比べて増えているか?
各数字が先月と比べてどれくらい増えているかで成長度が分かります。
これは短期の成長を表していますが、中期、長期の視点なら
半年前の自分と比べて数字が増えているかどうか?
一年前の自分と比べて数字が増えているかどうか?
もチェックする必要があります。
時系列で表してグラフ化したときに右肩上がりになっていれば成長しているということを意味します。
現状維持なら衰退です
もし、この数字が伸びていないということは成長していないということになります。つまり現状維持という状態ですね。
ビジネスでは現状維持は衰退を意味します。今後さらに厳しい状況になっていくことに間違いはありません。
例えば僕の場合、交流会への集客を例に説明しますね。
今月1000人の顧客リストを使って、交流会に50人集客できたとします。
自分が保有している1000人のリストに交流会へのお誘いメッセージを送ったところ50人のお客様が参加してくれたという状況です。
さて、来月も同規模の交流会を開催しようと思ったら顧客リストはどれくらい必要だと思いますか?
1000人で大丈夫ですか?
はい。1000人ではダメなのです。
それはなぜかというと、顧客リストにセールスを掛けるとだんだん反応が悪くなっていくからです。メールの受信を拒否する人も出てきます。
そして、過去にメール登録した人ほど反応が薄くなっていきます。時間が経てば反応が悪くなっていくのです。
だから、顧客リストは1000より増えていなければ同じ50人は集められないのですね。
僕の感覚でいうと1100位に増えてないと厳しいかなというイメージです。つまり、顧客リストの数も成長していなければいけないということなのです。
数字で把握しておくことが大事
この顧客リストの数を数字で把握しておくということが重要です。一ヶ月前の顧客リストから増えているのかどうか?というのは先に説明した通りです。
どれくらい増えたのかを意識的に自分の中で持っておいてください。
そして、顧客リストがどれくらいあればどれくらい集客につながるか?という反応率も数字で認識しておく必要があります。これが分かっていないと毎月どのくらい顧客リストの数を増やさなければいけないか判断が付きませんからね。
毎月交流会を継続するなら顧客リストの数を常に増やしていかなければいけないという考え方ですね。
このようにビジネスを続けるためには、自分にとって何の数が重要なのかということを認識する必要があります。
キーパラメーターを把握する
自分のビジネスに最も重要なキーとなるパラメーターは何かということを把握して、その数を増やすことにフォーカスしてください。交流会の開催には、他のパラメーターとして「会場の数」「提供する料理の種類」「スタッフの数」などがあります。
・交流会も毎回同じ会場だと飽きられてくるので、会場がたくさんあった方が集客が楽になります。
・提供する料理の種類が多い方が顧客満足度は高くなります。
・スタッフの数が多い方がよりよいサービスをお客様に提供できます。
これらは交流会の集客に影響を与えるパラメーターです。しかし、これらのパラメーターよりももっと大きな影響を与えるパラメーターがあります。
それが「交流会にお誘いできる顧客リストの数」です。この顧客リストの数が交流会に集客できるかキーになっていると言ってもよいです。つまり、この顧客リストの数にフォーカスして増やせば交流会は大きくなるということになります。
「会場の数」「提供する料理の種類」「スタッフの数」も増やすことは集客に効果があるのだけれど、「顧客リストの数」を増やすことが最も影響が大きいのです。
顧客リストの数を増やせれば交流会は廃れることはなく、右肩上がりに成長するのですね。
いかがでしょう。
交流会集客を例にお話しましたが、あなたのビジネスにとってキーパラメーターは何か?これを把握してそこにフォーカスして増やすということがとても重要ですね。
本日のまとめ
成長は数字で測り、その数が毎月増えていっているかを常にチェックする。もし増えていない現状維持ならビジネスは衰退を意味する。
自分のビジネスの中でキーパラメーターを把握して、その数を増やすことにフォーカスする。
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