ビジネスで成功するには“早くやる”ということを聞いたことがあると思います。
先に行動した人が先行者利益を得られるという話はよく聞きますよね。
僕も実際にFacebookをたくさんの人が使い始める前からやっていたので、うまく波に乗ることができました。先に動くというのは確かにかなりアドバンテージがあると実感しています。
しかし、この情報が溢れ過ぎているこの時代に何に飛び付けばよいのか?というところが一番悩みどころなのではないでしょうか。
どんどん新しい集客手法や販売手法が出てきて、どれも見せ方がうまいので魅力的に見えてしまいますよね。
そんなときは、アーリーアダプターのポジションを取るということがおすすめです!
アーリーアダプターとはイノベーター理論で提唱されている2番目に早く動く人達のタイプです。
イノベーター理論
イノベーター理論とはスタンフォード大学のエベレット・M・ロジャースによって提唱された新商品を購入する人達のタイプを、5つのカテゴリに分けて解説したものです。商品を購入するタイミングが早い順番に以下の5つに分類されます。
1)イノベーター
冒険心があり新しい商品は積極的に採用する人。(市場全体の2.5%)
2)アーリーアダプター
流行に敏感で、情報収集を自分で行って判断する人。影響力が大きく、オピニオンリーダーとも呼ばれる。(市場全体の13.5%)
3)アーリーマジョリティ
比較的慎重派な人。平均より早くに新しいものを取り入れる。(市場全体の34.0%)
4)レイトマジョリティ
比較的懐疑的な人。周囲の大多数が取り入れているのを確認してから同じ選択をする。(市場全体の34.0%)
5)ラガード
保守的で流行や世の中の動きに関心が薄い人。(市場全体の16.0%)
このように新商品やサービスを購入するタイミングをもとに、5つのタイプに分類されます。
どのタイプが最もよいか?
では、どのタイプになるのが最もよいかというところが重要ですが冒頭でお伝えした通り、アーリーアダプターが一番よいと思います!
一見すると、最も早く行動するイノベーターが良さそうに思えるかもしれませんがこのポジションはリスクが大きいのですね。
当たれば先行者利益は最も大きいのですが、成功している人がほとんどいない状態で飛び込むことになるので、失敗するケースも多いのです。
ギャンブルに近いイメージですね。せっかく先に動いても後のアーリーアダプターが付いて来なかったということが多々あります。
だから、一番おすすめはアーリーアダプターのポジションです!
アーリーアダプターのタイミングならすでに成功者は少数いるという状態ですので、失敗するリスクが少なく、かつ、まだ行動している人がほとんどいないというポジションを取れるのです。
先に始めているイノベーターには利益は負けますが、その他大多数の人より先行者利益を獲得することができます。
「成功者が少し出てきた」ということを確認してからすぐに始めるというのがおすすめです。
ビジネスはアーリーアダプターのタイミングで参入するということがリスクなく成功できるポイントです。
僕もFacebook広告を始めたタイミングがまさにここでした。まだほとんどFacebook広告を使っている人はいなかったので広告費も安くパフォーマンスも高かったです。
この時期に参入するとブレイクできる可能性が高くなりますね!
本日のまとめ
ビジネスはアーリーアダプターのポジションで参入するとリスクなく先行者利益を得られる可能性が高くなります。■こちらの記事もおすすめです
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