個人起業家がビジネスを進める上で必ず持っていなければいけない考え方について今日はお話したいと思います。
ここでかなり差が付く!と言っても過言ではありません。
それは、「目的意識を高く持つ!」ということです。
今行動していることは誰のために、何のためにやっているのか?ということを常に考えて動かなければいけません。これを考えているかどうかで得られる結果が全然違ってきます。
とても抽象的な話で伝わりずらいと思いますので具体的な例を上げて説明しますね。
レンガ職人の考え方
レンガ職人が4人いました。4人ともみんなレンガを積む作業をしています。このレンガ職人に以下のように尋ねました。
「あなたはここで何をしているのですか?」
1人のレンガ職人はこう答えました。
「レンガを積んでいるのです」
レンガを積む作業をしているというそのままの回答ですよね。
次に、同じ質問を2人目のレンガ職人に尋ねると、こう答えました。
「壁を作っているのです」
レンガを積むことによって何ができるか?を回答しています。1人目のレンガ職人に比べるとレンガを積んでいる目的がより具体的でしたね。
さらに、3人目のレンガ職人に尋ねると、こう答えました。
「教会を作っているのです」
レンガを積むことで最終的に作りたいものを回答しています。2人目のレンガ職人よりも成し遂げたいゴールがはっきり見えていますね。
そして、最後の4人目のレンガ職人に尋ねると、こう答えました。
「人々の心を癒す空間を作っているのです」
教会を作ってそれが誰のためにどんなふうに役立つのか?というところまで見据えています。
4人のレンガ職人の考え方をまとめると、
1人目のレンガ職人:
⇒レンガをただ積むだけの作業だと思っている。
2人目のレンガ職人:
⇒レンガを積んで壁を作るという目先の目的が見えている。
3人目のレンガ職人:
⇒レンガを積んで教会を作るという最終的に作りたいものが見えている。
4人目のレンガ職人:
⇒レンガを積んで教会を作りその教会が誰にどう役立つのかまで考えている。
やっていることは全員同じレンガを積むという作業です。しかし、回答が全員違いました。その回答内容でレンガ職人の「目的意識の高さ」がわかりますね。
さて、どのレンガ職人が作ったものが最も人の役に立つのか?
明らかですよね!
同じ作業でも誰の、何のためにやっているか?を意識しているかどうかででき上がるものが大きく変わってきます。行動一つ一つに目的意識を高く持つことという考え方が重要ですね!
普段何気なくルーチンワークのようにやっている作業が、お客様にどんな価値を提供できるのか?ということを意識して取り組めばきっと質の高いものができあがるのではないでしょうか。
本日のまとめ
行動していることが誰のために、何のためにやっているのか?ということを考えて動く。行動一つ一つに目的意識を高く持つこと。
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