SNS疲れに陥らない!上手なソーシャルメディアの使い方

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プライベートでもビジネスでも、私たちの生活からSNSは切っても切り離せない存在になりましたね。

その理由は、数年前にパソコンだけでなくスマートフォンが当たり前に使えるようになったことで、インターネットの利用人口が増加しているというのも一つの理由です。
さらに、Facebook・LINE・インスタグラム・Twitter・ブログ等、ありとあらゆるSNSが、無料で手軽に使えるようになったことも大きな原因でしょう。

先日、総務省が毎年発表している「通信利用動向調査」による利用状況を見ていたところ、メールの送受信・SNSの利用・動画サイトの利用などを目的として、インターネットを利用している人が多岐にわたっていることが読み取れました。

そして、もう一方で、興味深いデータを見つけました。

SNS利用者全体で見ると、1年間の利用者が54.7%から51%へと減少しているのです。

それは、同じく総務省の年齢階層別ソーシャルネットワーキングサービスの利用状況(平成30年)を見ると、顕著に表れています。

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出典:総務省 第2部 基本データと政策動向

 

例えば、通勤途中などの電車の中や移動中といったプライベートの時間を使って、LINEの返信する

Facebookのタイムラインに流れてくる友だちの投稿を見て、いいねを押したりコメントを書き込んだりする。

さらに、隙間時間を狙ってYouTubeで動画を見るといったことが、毎日の日課になっている。

といった状況が毎日続くと、精神的にも肉体的にも疲れが出てしまい、利用頻度が減ってしまうのも頷けますね。

その疲れを、SNS疲れといい、今、大きな社会現象になっています。

さらに、プライベートだけではなくビジネスのために、FacebookやLINEなどのSNSを利用している起業家も増えてきました。

同時に、SNS疲れを起こしてしまい、本業が手につかなくなるほどメンタルが疲弊している人が増えてきているように感じています。

そこで今回は、SNS疲れをテーマに『SNS疲れが起こる原因と対処方法』について解説していきます。

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SNS疲れとは?

そもそも、SNS疲れとは、いったいどのようなものなのでしょうか。
大きく分けると、次の5つの症状に分けられます。
  • メッセージのやり取りなどによる、コミュニケーションの気疲れ
  • いつもスマホを見てしまう、精神的・身体的な疲れ
  • 投稿した記事に対する友だちの反応への気疲れ
  • 投稿へのコメントの返信への疲れ
  • 友だちの投稿にいいねとコメントしなければならないという義務感からくる気疲れ
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メッセージのやり取りによるコミュニケーションの気疲れ

起業家の場合、将来の見込み客と出会うために、FacebookなどのSNSを利用しているという人が多いです。

例えば、自主開催するセミナーに参加してもらった人や交流会などをきっかけとして、リアルで出会った人。
さらに、ネット上で繋がっているという人。
と、友だちと呼んでいる、繋がっている人との関係性のパターンがいくつかある、というのがFacebookが持つ大きな特徴だからです。

実は、Facebookで使える機能の中にある、直接メッセージのやり取りができるメッセンジャーの使い方に対して、疲れている人もいます。

会ったばかりの人から友だち申請が来て、許可すると同時に長文のセールスメッセージが送られてくる。
やんわりと断っても、何度も強引に誘われてしまうといったことが続くと、誰でも疲れてしまいます。

いつもスマホを見てしまう精神的・身体的な疲れ

自分の投稿に対するいいね数やコメント数が気になってしまい、ふとした瞬間にスマホを手に取り、SNSを開いてしまうといった、ちょっとしたネット依存に近い症状の人もいます。

朝目が覚めてから夜寝るまで、ずっと手の届くところにスマホを置いているため、精神的にも休まることが出来ず、寝不足になったりして健康にも影響を及ぼしてしまいます。

投稿した記事に対する友だちの反応への気疲れ

Facebookやインスタグラムなどは、友だちからのいいねやコメントの反応を気にするあまり、
反応の良い記事をあげなければならない
目を引く写真をアップしなければならない
起業家として充実した生活ぶりを見せなければならないなど
見栄えを演出することだけに意識が向いてしまって、疲れてしまいます。

さらに、いいね数を気にしたりコメントが付かないことを気に病んだりして、仕事が手につかなくなる場合もあります。

自分の投稿へのコメントの返信への疲れ

SNS上に投稿した記事に、たくさんのコメントを貰うのは嬉しいものですが、気の利いたコメント返しをしようと悩んでしまい、気軽に返信できなくなってしまいます。
また、すぐにコメントを返さなければいけないと思っていると、それだけでストレスになってしまいます。

いいねとコメントの義務感からくる気疲れ

Facebookのタイムライン上に流れてくる友だちの投稿やLINEのメッセージに、いいね回りやコメント回りをしなければコミュニケーションが取れないと思い込んでしまっている人も多いです。
このような場合は、朝目が覚めてから夜寝るまで、スマホから離れられない状況に陥ってしまいます。

他にもいろいろなSNS疲れの症状がありますが、大きく分けるとこの5つに分けられるでしょう。

 

SNS疲れが起こる3つの原因

では、なぜSNS疲れが起こってしまうのでしょう。
それは、起業家も含めて多くの利用者がソーシャルメディア使い方を誤解している点にあります。その原因として以下の3つがあります。
  • 数を増やすことが目的になっている
  • 自分軸がなく他人と比較してしまう
  • 人の反応に振り回されてしまう
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数を増やすことが目的になっている

例えばFacebookの場合、自分のビジネスの見込み客を集めるために、友だち数を上限の5000人にしなければならない。
そのためには、自ら積極的にいいねを付け、コメント回りをしなければならないと思いこんでしまっている人もまだまだ多いようです。

Facebookは、やみくもに友だち数を増やしても、ビジネスにつながるわけではありません。
しかし、今でもそのように信じている人も多くいるというのが事実です。

例えば、友だち数が5000人になったとしても、相手が外国人ばかりではコミュニケーションは取れません。

友だちの多くが日本人だとしても、Facebookのアカウントを取得しただけで、ほとんど活用していないという人ばかりでは、自分を知ってもらうことはできません。

さらに、どのような使命を持ってビジネスに取り組んでいるのかといったことにも、興味を持ってもらうことはないでしょう。

自分軸がなく他人と比較してしまう

一時期、リア充といった投稿が目立っていた時があります。
豪華なラウンジでランチ会を開いている写真をみたり、今の自分とはほど遠い憧れの生活をしている起業家の様子を見せられて、やっぱり自分はまだまだだと意気消沈したりする人もいるようです。

しかし、リア充を見せるのが正しいSNSのやり方ではありません。
他人と比較する必要はなく、大切にしている考え方や気づきを発信したり、仕事や家族に対する想いや在り方を伝えていくためにSNSを使うのが良い方法です。

人の反応に振り回されてしまう

良い投稿をしようとばかり考えていると、人の反応が気になってしまうものです。
どんな投稿が人に共感されたりするのかは、アップしてみないと予測できません。

共感されるかどうか、良い記事だと思ってもらえるかどうかという点よりも、自分自身が楽しんで投稿できているかが、FacebookなどのSNSを長く続けられるコツです。

毎回楽しんで投稿している様子を見てもらえていると、それだけで友だちの反応が大きく変わってきます。

 

SNS疲れ対処法のまとめ

実はSNSを仕事で使っている場合でも、いいね数の多さと売上げが一致するわけではありません。

とはいえ、
SNS上で信頼関係を培い、たくさんの友だちとコミュニケーションが取れるようになると、シェアしてもらえたり応援してもらいながら、集客につながっていくのにはとても役立ちます。
Facebookを含めSNSは、コミュニケーションのツールであり、それが前提にあってビジネスを展開させていくことができる1つのツールだ、というところに意識を向けてみてはいかがでしょう。

SNS疲れを起こさない程度にSNSの仕組みを取り入れながら日頃行っている活動やプライベートを上手く見せつつ想いを発信したり、人となりを表現する。

そのためには、はやりSNSの仕組みは欠かせません。

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まずは、SNS疲れを引き起こさないためにも、

何のためにSNSを使うのか目的を決める。
時間の無駄遣いにならないように、時間の管理をする。
いいねやコメント数にふりまわされないように、メンタルを強くする。

といった、自分なりのルールを決めてSNSを楽しむことが必要です。

リアルでは出会えないような人たちと交流できるのは、SNSならではのメリットです。
このメリットを活かしながら、上手にSNSをビジネスに取り入れていきたいものですね。

 

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